ギターでもベースでも
意外に難しいのがこのミュート
消音ですな。
余分な音を鳴らさない技術☝️
ミュートはいろんな手法がありますが
ナーオーは比較的に手が小さいので
あまり親指に頼れません
だから中指さんが常に頑張ってくれます。
もちろんフレーズによっては親指さんも
協力してくれますが…
最近単音カッティングをやりたいよ〜
という生徒さんがいて、
悩みは、全弦ブラッシングでミュートが上手くいかなくて余分な音がしてしまう…とのこと
…で、
もちろんミュートするテクニックとして
弾く音以外の余弦を消音するのですが
その前にギターの弦高を確認して欲しいのです。
ナーオーのIbanezのメインのギターは、ドロップD仕様で…
6弦側1.8mm 1弦側1.2~3mmでセッティングしています。
これは標準より低めになってますが
ネックがフラットで、メンテナンスをマメにしてるので弦つまりもなく最終フレットまでキレイに弾けます。
弦高が低い分、軽く触る様に弾けるんですね。
もう一本のibanezはレギュラーチューニングですが、弦高などは同じセッティングにしてあります。
でカッティングをメインで弾く時は、
弦高を6弦側2.8mm. 1弦側2.5mmくらいまで上げます。
ナーオーのベッドルームギターはKrammerが置いてあるのですが、特に意味は無いですが弦高を少し上げてあります。
だから単音カッティングなどは非常にやり易いんですね
例えば、安いギターで調整が甘く、
弦高がむっちゃ高いもので弾くと、弦が指に当たって音が自然とミュートしちゃいますよね
あの感じを弾きやすい位置まで調整する感じです
さて…
ナーオー式のミュートですが、
中指で軽く触れて全弦ミュートしておいて、人差し指で押さえると中指で軽くミュートしてる弦よりも下がるという作戦で音が出るように工夫してます。
人差し指も若干倒し気味に弾いて、ミュートのお手伝いをします。
中指よりもブリッジ側の指は難なく弾けると思います。
ただ、
個人差があるので、一概にこれが正解とは言えないのですよ。
実際、生徒さんはナーオーより手が大きいので
ナーオーのやり方だと難しく、指の関節の場所や角度から、位置をずらして鳴る場所を特定して慣らしてもらってます。
まぁ何をやるにも根気と努力ですな。
ちなみにナーオーは、ベースでスラップする時も中指をミュートに使ってます。
まぁ癖みたいなものでしょうか。
慣れれば都です
上手く弾けるようになると
弦高をあまり上げなくてもある程度は出来るようになると思います。
しかし、
演るジャンルによって、ギターの方も積極的にセッティングを変えてやると良いですね
参考になれば…
ナーオーより(๑>◡<๑)