ついでの音量のはなし

ラウドネスのはなしから。

普通ラウドネスって言ったらジャパメタの雄を思い出しますが…
このラウドネスっていうのは、
デジタル地上波が始まってから導入されたもの。

ラウドネス=人の聴感上の音の大きさを表す値

その昔からよく局と戦っていたのは音量・音圧の問題。
アナログの時代にはよく争ったものだ。
なるべく大きな音声でCMを流したいのはどこも同じ。

よくVUで+3まではOKとかやっていたが、
下手にあげると精度の良くないリミッターで落とされて
残念な結果になってしまう。

VUなんかは針で見れたし、
よっぽどの事が無いと誤差は無かった。
1KHzを基準に、あとはミキサーの腕にかかっていた。
デジタルで仕上げたものを
あえて最後にテレコのプリアンプを通して
自然なコンプをかけて少しでも音量・音圧を稼ごうと努力したものだ…

そんなこんなもあって導入されたのがこのラウドネスな訳。
このメーターだけで4〜50万するんだわね。
このラウドネスは世界標準で、
人間の聴感により近い音量が計算式でシミュレートされている…らしい。
そのラウドネスの基準をクリアしてればOKなんだわね。

どこか胡散臭いが…(笑)

でもね…
結局、そのCMの音が前に出るかどうかは
ミキサーの腕であることは間違いないんだわね。
巧いイコライジングと自然なコンプ。
抜けを作ってナレーションを上手に表に出す。
ここは音楽のミキシングと随分違うところかもしれないね。

ナレーターによっても抜ける声抜けない声様々で、
よくナーオーがCMでナレーションをしてもらうおじさんは
何もせんでも声にコンプかかってるからね(笑)

ということでラウドネスといったら
おじさんはこの曲なんだよねぇ…(*^^*)
是非どうぞ(^_−)−☆




ナーオーより

 

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